いたるところに
「アートの島」と呼ばれるだけあって、直島にはいたるところにアートが転がっています。たとえ美術館やなんらかの建物の形式を成していなくても、“そいつら”は佇んでいる。いわゆる屋外オブジェというやつです。
たとえば遊歩道を歩いていると・・・
ポップな「猫」がいます。ニキ・ド・サンファールという人の作品です。
「像」ですね。
こちらは「会話」という作品。モチーフは蛇です。
こいつは何者? カレル・アペルの「かえると猫」という作品です。
あるいはベネッセハウスミュージアム前の道路沿いには・・・
これはジョージ・リッキーの「三枚の正方形」です。
「文化大混浴 直島のためのプロジェクト」は蔡國強の作。
そして砂浜に出てみると・・・
大竹伸朗「シップヤード・ワークス 切断された船首」
大竹伸朗「シップヤード・ワークス 船尾と穴」
さらに普通の住宅街に入っていくと・・・
ホントに昔ながらの街並みって感じですよね。
そしたら暖簾がオシャレだったり。
表札がかわいかったりするのです。
一つひとつの作品の制作意図をちゃんと理解しているわけではないけれど、とにかく見て触れることが楽しいくて、なんだか心がウキウキしちゃう。そんな場所なのです。
作品がガラッと変わるわけではないのに、またその空気を吸いたくなる。不思議な魅力を持つ直島には、このあと2度訪れることになります。